象牙の採取部分とグレードの関係

当店の象牙グレード分けは、印面(彫刻面)における
【網目状の筋の大・小・無】を基準にしております。
(マンモスについても同様です)

象牙の原牙断面図と各グレード
象牙断面図と各グレードの一般的写真

高級象牙
大きい網目の太い筋が印面いっぱいに広がっています。
概して原牙の外側部分から採取されます。

特選象牙
高級象牙と比べると網目も小さく、筋も細くなります。
上図のように、主に原牙の中心と外側の中間部分から採取されます。

極上象牙
網目状の筋がほとんど〜まったくありません。
原牙の中心部からごくわずかだけ採取されますが、
原牙がみな当該部位を含有しているとは限らず、
特に小ぶりな原牙からは採取が難しいようです。

運 刀 性/希 少 度
象牙グレード別【運刀性】比較表

運刀性
運刀性とは彫刻時における印刀の運用自在度を表します。
高級象牙にある大きい網目の太い筋は
コツンコツンと引っかかる感じような感じで、
時として印刀のスムーズな動きを妨げることがあります。
逆に、網目状の筋のほとんど〜まったくない極上象牙では
印刀が彫刻面をすーっと滑るように自由自在に動き、
精緻な技巧を十分発揮した繊細な彫刻が可能になります。


象牙グレード別【希少度】比較表

希少度
上の原牙断面図ならびにその説明にある通り、
高級象牙は原牙の外側部分を中心に数多く採取されます。
特選象牙は網目状の筋が小さく細い部分から採られ、
その数は高級象牙より大幅に下回ります。
さらに極上象牙となると、網目状の筋がほとんど〜まったく
存在ない部分だけを厳密に選定して採取されるので、
その本数は極端に少なくなります。


なお、象牙・マンモスにおけるグレードの差異は、
網目状の筋の大小・有無による運刀性と希少度だけであり、
堅牢性・耐耗性・捺印性などの印影保持に必要な品質は、
どのグレードも同等ですのでどうぞご安心ください。

さて、あなた様は「開運印鑑」なるものをお信じになりますか?



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